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ペット防災・健康
2026.10.14

犬・猫の暖房はいつから?寒がるサインと冬の寒さ対策

朝晩が冷え込むようになる秋。

「そろそろ暖房をつけた方がいい?」
「犬や猫は、何度くらいから寒いの?」

そんな疑問を感じる飼い主さんも多いのではないでしょうか。

犬や猫の暖房は、何月からと決めるのではなく、室温や寒がっている様子を見ながら使い始めることが大切です。

今回は、犬・猫の暖房を使う目安や寒がっているサイン、夜間・留守番中の温度管理、電気代を抑える寒さ対策までご紹介します。

犬・猫の暖房はいつから必要?室温は何度が目安?


まず知っておきたいのが、基本的な冬場の室温。
犬、猫の目安はこちらです。

冬の室温の目安
犬20〜25℃程度
猫22〜24℃程度

すべての犬猫に共通する適温ではなく、犬種・猫種や年齢、健康状態によって異なります。

犬は気温15℃前後が暖房を考える目安のひとつ

犬の場合、気温が15℃を下回る頃から寒がる子が増えるとされています。

ただし、室温が15℃になるまで暖房をつけなくていい、という意味ではありません。
震える、暖かい場所から離れないなどの行動があれば、早めに寒さ対策をしましょう。

猫は室温と普段の様子をチェック

猫は一般的に暖かい場所を好む傾向があります。

室温が20℃前後まで下がってきたら、寝床が寒くないか、暖かい場所ばかり探していないかなどを確認してみましょう。

特に子猫やシニア猫、持病がある猫は、早めの温度管理が大切です。
なお、エアコンの設定温度と実際の室温は同じとは限りません。

犬や猫が過ごす床付近にも温度計を置き、実際の室温を確認することをおすすめします。

その寝方、寒いサインかも?犬・猫の行動をチェック


犬や猫は寒さを感じると、普段とは違った行動を見せることがあります。

犬が寒いときに見せるサイン

  • 小刻みにブルブル震える
  • 体を丸めて眠る
  • 毛布や布団にもぐる
  • 暖房の近くから離れない
  • 散歩に出たがらない、活動量が減る

震える、暖かい場所に長時間いる、動きが鈍くなるといった変化は、寒さを感じている可能性があります。

猫が寒いときに見せるサイン

  • 体を小さく丸めて眠る
  • 毛布や布団にもぐり込む
  • 日当たりのよい場所を探す
  • 飼い主さんや同居猫にくっつく
  • 暖房やこたつの近くから離れない

特に、普段より暖かい場所を探すようになったり、体を丸めてじっとしていたりする場合は、室温を確認してみましょう。

ただし、丸まって寝ること自体は犬や猫の自然な行動です。
寝相だけで判断せず、普段との違いを見ることが大切です。

震えが続く・ぐったりしている場合は注意

寒そうに見える行動の中には、体調不良によるものもあります。

  • 震えが続く
  • ぐったりしている
  • ふらつく、うまく歩けない
  • 呼びかけへの反応が鈍い

こうした症状がある場合は、低体温症や病気の可能性もあるため、すぐに動物病院へ連絡しましょう。
体が冷えているときは毛布などで保温し、熱いカイロや湯たんぽを直接当てることは避けてください。

寒さに弱い犬・猫は特に注意!


同じ室温でも、寒さへの強さには個体差があります。

特に注意したいのは、次のような子です。

  • 子犬・子猫
    ▶︎体温調節機能が未熟
  • シニア犬・シニア猫
    ▶︎体温を維持しにくくなる場合がある
  • 小型犬・短毛種・無毛種
    ▶︎寒さに弱い傾向がある
  • 痩せている子
    ▶︎体の熱が逃げやすい
  • 持病がある子
    ▶︎寒さが体調に影響する場合がある

例えば、チワワやイタリアン・グレーハウンドなどは寒さへの配慮が必要です。
一方、シベリアンハスキーなど寒冷地原産の犬は、比較的寒さに強い傾向があります。

犬種や猫種だけでなく、年齢や健康状態に合わせて室温を調整しましょう。

夜寝るとき・留守番中も暖房はつけっぱなし?


「寝るときは暖房を消しても大丈夫?」
「留守番中もつけっぱなしにするべき?」

寒くなってくると、気になりますよね。

結論からいうと、必ずしも24時間暖房をつけ続ける必要はありません。
ただし、暖房を消しても、その子にとって適切な室温を保てることが前提です。

夜寝るときは明け方の室温を確認

秋冬は、寝る前よりも明け方の室温が下がることがあります。

暖房を切る場合は、朝方の室温がどのくらい下がるか確認しておきましょう。
寒さに弱い子や持病がある子は、夜間も保温が必要になる場合があります。

留守番中は安全な暖房器具を選ぼう

留守番中に暖房が必要な場合は、室温を管理しやすいエアコンが選択肢になります。

一方、ストーブや電気ヒーターなどは、接触によるやけどや転倒、火災の危険が。
ペットだけで留守番する際は、事故につながる暖房器具を避け、安全性を優先しましょう。

ペット用ヒーターも、留守番中の使用が認められている製品か確認が必要です。

電気代も気になる!暖房に頼りすぎない寒さ対策5選


「寒い思いはさせたくないけれど、暖房代も気になる……」
そんなときは、暖房の設定温度を上げる前に、室内環境を見直してみましょう。

① ベッドの下に断熱マットを敷く

フローリングは、冬になると冷たく感じやすい場所です。
厚みのあるベッドや毛布を用意し、下に断熱マットを敷くことで、床からの冷えを軽減できます。

② 窓やドアからの冷気を防ぐ

窓際やドア付近は、冷たい空気が入りやすい場所です。
厚手のカーテンや隙間対策グッズを活用し、寝床に冷気が当たりにくい環境を整えましょう。

③ 寝床を暖かい場所に移動する

エアコンをつけていても、床付近は冷えやすい場合があります。

窓際や玄関付近など、冷えやすい場所にベッドを置いていないか確認してみましょう。
暖房の温風が直接当たらず、冷気も入りにくい場所がおすすめです。

④ ペット用ヒーターを上手に活用する

ペット用ホットマットなども、寒さ対策の選択肢です。

ただし、長時間同じ場所を温め続けると、低温やけどにつながるおそれがあります。
ペットが自分で暖かい場所から移動できるようにし、製品の使用上の注意を守りましょう。

⑤ 暖かい場所と涼しい場所を用意する

部屋を暖めすぎないことも大切です。

犬や猫が自分で心地よい場所を選べるように、暖かい場所と少し涼しい場所を用意しましょう。
なお、こうした工夫は暖房の補助にはなりますが、寒い室内で必ず暖房の代わりになるわけではありません。
必要な室温を保つことを優先してください。

飼い主さんはどうしてる?冬の暖房・寒さ対策の例


冬の暖房の使い方は、犬の年齢や体質、住んでいる地域によってさまざまです。
実際の飼い主さんの体験談では、こんな工夫が紹介されています。

  • 高齢のトイプードル
    ▶︎エアコンを22℃設定にして、1日中暖房を使用
  • 複数の犬と暮らす家庭
    ▶︎室温20℃以上を目安に、犬が過ごす場所に温度計を設置
  • ダックスフンドを飼う家庭
    ▶︎室温を確認しながら暖房を使い、毛布や保温マットも活用
  • チワワを飼う家庭
    ▶︎ドーム型ベッドや毛布を用意し、暖房と組み合わせて寒さ対策
  • 日中は暖房を切る家庭
    ▶︎寝床の保温を工夫し、必要な時間帯だけ暖房を使用

暖房を24時間使う家庭もあれば、寒い時間帯だけ使用する家庭もあります。

大切なのは、ほかの家庭と同じ方法にすることではなく、愛犬の年齢や体質、実際の室温に合わせて調整することです。

冬の暖房は低温やけど・乾燥にも注意!


寒さ対策をするときは、暖房によるトラブルにも気をつけたいところです。

特に注意したいのは、次の3つ。

  • 低温やけど:ホットマットやヒーターなどに長時間触れる
  • 乾燥:暖房によって室内の湿度が下がる
  • 暖めすぎ:暑い場所から移動できず、体に熱がこもる

また、冬は水を飲む量が減る犬や猫もいます。

いつでも新鮮な水を飲めるようにし、水飲み場が寒すぎないかも確認しておきましょう。

特に猫は、冬場の水分補給にも気を配りたいところです。
あまり水を飲まない場合は、ウェットフードを取り入れて、食事から水分を補う方法もあります。

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犬・猫の暖房は室温と寒がるサインで判断しよう


犬や猫の暖房は、秋の冷え込みが始まる頃から準備し、室温や普段の様子を見ながら使い始めることが大切です。
冬の室温は、犬なら20〜25℃程度、猫なら22〜24℃程度がひとつの参考になります。

ただし、快適な温度は犬種・猫種や年齢、健康状態によって異なります。
寒がるサインを見逃さず、夜間・留守番中の温度管理や暖房器具の安全性にも注意しましょう。

本格的な冬が来る前に、寝床の場所や室内環境を見直しておきたいですね。



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