「被災した方や犬・猫のために、何かできることはないだろうか」
令和8年熊本地震の発生後、そう考えている方も多いのではないでしょうか。
支援には、熊本県公式の義援金や情報共有などさまざまな方法があります。
ただし、被災した方への義援金と保護されている犬や猫への寄付では、届け先も使い道も異なります。
また、必要とされていない物資を自己判断で送ると、仕分けや保管の負担を増やしてしまうかもしれません。
大切なのは、急いで何かを送ることではなく「誰を支援したいのか」「何に使われるのか」まで確認して選ぶことです。
この記事では、令和8年熊本地震で被災した方や犬・猫のためにできる支援と、義援金・物資・情報を届ける前に確認したいポイントをまとめました。
※本記事は2026年8月9日時点の公式情報をもとに作成しています。受付期間や募集品目は変更される可能性があるため、支援前に必ず熊本県や各施設の最新情報をご確認ください。
熊本地震の支援は目的に合わせて選ぼう
まずは、誰に何を届けたいのかを整理してみましょう。
| 支援したい相手・活動 | 主な支援方法 |
|---|---|
| 地震で被害を受けた方 | 熊本県公式の義援金 |
| 地震で被災した犬や猫 | 熊本地震ペット救護本部への募金(熊本県獣医師会) |
| 迷子の犬・猫を探している飼い主さん | 最新状況を確認したうえでの情報共有 |
どの支援が良い・悪いということではなく、目的が異なると考えると選びやすくなります。
被災した方を支えるなら熊本県公式の義援金

熊本県は、令和8年熊本地震で被害を受けた方を支援するため2026年7月29日に義援金口座を開設しました。
受付予定期間は2026年7月29日(水)から10月30日(金)までです。
熊本県公式の義援金口座
| 金融機関 | 支店・口座番号 |
|---|---|
| 肥後銀行 | 県庁支店・普通預金 1700669 |
| 熊本銀行 | 本店営業部・普通預金 3248230 |
| ゆうちょ銀行 | 00930-7-335964 |
肥後銀行と熊本銀行の口座名義は、以下のとおりです。
令和8年熊本地震義援金(熊本県) 熊本県知事 木村 敬
ゆうちょ銀行の口座名義は、次のように案内されています。
令和8年熊本地震義援金(熊本県)
同一金融機関の窓口から振り込む場合、振込手数料は免除されますがATMからの振り込みには手数料がかかります。
口座情報の入力間違いを防ぐため、振込前には必ず熊本県公式ページで口座番号・名義・フリガナを再確認しましょう。
義援金箱への寄付も可能
銀行振込のほか、熊本県庁や各地域振興局や東京・大阪・福岡事務所など、計14か所に義援金箱が設置されています。
設置時間は、原則として平日の午前8時30分から午後5時までです。
熊本県の義援金は犬・猫専用ではない
熊本県公式の義援金は、犬や猫だけを対象としたものではありません。
地震で被害を受けた方を支援するために募集されており、被災した飼い主さんを含む被災者の生活再建に役立てられます。
被災した方の暮らし全体を支えたい場合は、熊本県公式の義援金が選択肢になります。
【参考】
https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/27/274572.html
地震で被災した犬や猫を支える「被災動物支援募金」

令和8年熊本地震で被災した犬や猫を支援したい方に向けて、熊本地震ペット救護本部(熊本県獣医師会)による「被災動物支援募金」が始まりました。
熊本県獣医師会は、熊本県・熊本市と連携して「熊本地震ペット救護本部」を設置し被災した犬や猫などの支援を行っています。
今回募集されている支援金は、被災した動物たちと飼い主さんを支える活動に活用されます。
支援金の主な使い道
熊本県獣医師会の公式案内では、寄せられた支援金を次の活動に活用するとしています。
- 一時預かり
- 診療・治療
- フード・生活用品の支援
- 飼育環境の整備
「今回の熊本地震で被災した犬や猫を直接支援したい」という方が選べる、公式の支援先です。
被災動物支援募金の振込先
| 金融機関 | 肥後銀行 |
| 支店名 | 秋津支店 |
| 預金種別 | 普通 |
| 口座番号 | 1704764 |
| 口座名義 | 熊本地震ペット救護本部 本部長 小澄 正敬 |
| 問い合わせ先 | 熊本県獣医師会 |
| 電話番号 | 096-369-7807 |
振込前には、熊本県獣医師会の公式発信で口座番号や名義などの最新情報を確認してから手続きしましょう。
【参考記事】
迷子の犬・猫や支援情報の共有も支援になる

お金や物資を送らなくても、正しい情報を必要な人へ届けることは、立派な支援のひとつです。
今回の地震では、強い揺れに驚いた犬や猫が逃げ出し、迷子になってしまうケースが相次ぎました。
迷子情報をシェアしたり、必要としている人へ届けたりすることも私たちにできる支援のひとつ。
何気ない情報共有が、犬や猫がおうちへ帰るきっかけになるかもしれません。
共有前には、次の点を確認してください。
- 飼い主さんや募集団体による元投稿か
- すでに犬や猫が見つかっていないか
- 投稿日と最終更新日はいつか
- 目撃場所や連絡方法に変更がないか
- 物資募集や受け入れが終了していないか
- 「追いかけないで」などの注意事項がないか
スクリーンショットだけを再投稿するのではなく、最新情報を確認できる元投稿へつながる形で共有しましょう。
発見済みや募集終了を確認した場合は、自分が共有した投稿やストーリーも削除・更新することが大切です。
義援金や寄付を装った詐欺に注意

災害時は、公的機関や福祉団体などを名乗る義援金詐欺にも注意が必要です。
消費者庁は、募集団体の活動状況や使い道を確認し、振込時には口座名義をよく確かめるよう呼びかけています。
また、公的機関が各家庭へ電話をかけ義援金を求めることは考えにくいとしています。
支援をする前には、次の項目を確認しましょう。
- 熊本県や自治体の公式ページから確認できるか
- 募集元の名称や所在地が分かるか
- 寄付金の使い道が明記されているか
- 振込先名義が募集元と一致しているか
- 受付期間と最終更新日が書かれているか
- 問い合わせ先や活動報告があるか
不審な電話や訪問があった場合はその場で支払わず、消費者ホットライン「188」または警察相談専用電話「#9110」へ相談してください。
熊本地震の支援前チェックリスト
最後に、支援前に確認したいポイントをまとめます。
- 熊本県や募集元の公式ページを確認した
- 誰を支援する募集なのか分かる
- 地震専用か、通常の寄付か確認した
- 寄付金や物資の使い道が分かる
- 受付期間と最終更新日を確認した
- 振込先の名義を確認した
- 正式に募集されている物資だけを選んだ
- SNS情報は元投稿まで確認した
- 自分や家族に無理のない方法を選んだ
「何かしなければ」と焦る必要はありません。
善意を本当に必要な場所へ届けるためにも誰をどのように支えたいのかを考え、公式情報を確認してから行動することが大切です。
また、今すぐ寄付や物資提供が難しい場合でも、不確かな情報を広げないことや必要な募集が発表されるまで待つこと、そして被災地を想い見守ることだけでも支援につながります。
無理なく続けられる、自分に合った方法を選んでみてください。
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