「うちの猫、なかなか水を飲んでくれない…」
そんなとき、試してみたいのがいつもの飲み水を少し温めた「ぬるま湯」です。
実は、猫の中には冷たい水よりも温かい水を好む子もいるんだとか。
特に寒い季節は、水が冷たくなりやすいため、飲み水の温度を見直してみるのもひとつの方法です。
さらに最近では、飲み水を温かく保てるペット用の保温グッズも販売されています。
今回は、猫にぬるま湯を与えても大丈夫なのか、適切な温度や試し方、保温方法、注意点まで紹介します。
本記事は、猫の水分補給に関する一般的な情報をまとめたものです。適切な水温や水分補給の方法には個体差があります。持病がある場合や、飲水量・体調に気になる変化が見られる場合は、自己判断せずかかりつけの動物病院にご相談ください。
猫はぬるま湯だと水を飲むって本当?

猫によっては、冷たい水よりもぬるま湯を好むことがあります。
実際に「博多犬猫医療センター」でも、猫の飲水量を増やす工夫として「ぬるま湯を与えてみる」という方法が紹介されています。
ただし、すべての猫が温かい水を好むわけではありません。
常温の水が好きな子もいれば、冷たい水を好む子もいます。
また、ぬるま湯を好むのは冬だけとは限りません。
季節に関係なく、飲み水の温度にこだわりがある猫もいます。
大切なのは、愛猫の好みに合わせて試してみることです。
猫に与えるぬるま湯は何度がいい?

まずは30〜35℃程度で試してみるとよいでしょう。
獣医師によっては38℃前後を目安に挙げる場合もありますが、すべての猫に共通する最適な温度が決まっているわけではありません。
熱すぎるお湯はやけどの危険があるため、必ず温度を確認してから与えてください。
いつもの水と並べてみよう!
温かい水を好むかどうかは、実際に比べてみるのがおすすめです。
- いつもの常温の水を用意する
- 別の器に30〜35℃程度のぬるま湯を入れる
- どちらを好んで飲むか観察する
最初からすべてを変える必要はありません。
普段の水も残しておき、愛猫が好きな方を選べるようにしてあげましょう。
ぬるま湯がすぐ冷める!保温する方法はある?
「せっかく温かいお湯を用意しても、すぐに冷めてしまう……」
そんなときに気になるのが、水温を保てる便利グッズ。
実は、猫の飲み水をいつもより温かく保てる、ペット用の保温器具も販売されています。
GEX「ピュアクリスタル ヌルーミィ」

ペット用品メーカー・GEX(ジェックス)が販売する「ピュアクリスタル ヌルーミィ」は、対応する自動給水器の下に敷くだけで、水を温められる専用ウォーマーです。
メーカーによると、室温より約5℃高い水温にする設計とのこと。
寒い季節の冷たい飲み水対策に役立ちます。
過熱を防ぐための安全装置や、電源コードを保護するカバーが付いているのも特徴です。
ただし、30〜35℃などの好きな温度に設定できる商品ではありません。
実際の水温は室温や水量などによって変わるため、必ずしも人肌程度の温度になるわけではない点には注意しましょう。
対応する給水器「ピュアクリスタル ウェル1.5L 猫用」

ヌルーミィと組み合わせて使える給水器のひとつが、GEX「ピュアクリスタル ウェル1.5L 猫用」です。
水を循環させながらフィルターで汚れをろ過する、猫用の自動給水器。
静音性に配慮したポンプや、水位が低下すると自動停止する機能も備わっています。
メーカー公式サイトでも、ヌルーミィの対応機種として「ウェル1.5L・2.5L各種」が案内されています。
▶︎ ピュアクリスタル ウェル1.5L 猫用|Amazonで見る
<注意点>
①給水器本体とヌルーミィは別売りです。ヌルーミィだけでは給水できません。
②ウェル1.5LにはUSB電源アダプターが付属していません。GEX純正「USBアダプター G-1A」または指定規格の市販品(DC5V/1A以上)が別途必要です。
③すべてのピュアクリスタル製品がヌルーミィに対応しているわけではありません。購入前にメーカー公式の対応機種一覧を確認してください。
なお、すべてのピュアクリスタル製品がヌルーミィに対応しているわけではありません。購入前にメーカー公式の対応機種一覧を確認してください。
保温グッズを使うときの注意点
便利な保温グッズですが、使用する際は次の点に注意しましょう。
- 毎日、水を交換する
▶︎保温すると通常より水が傷みやすくなります。 - 給水器本体とフィルターを洗浄する
▶︎ヌルーミィ使用時はメーカーも毎日の洗浄を案内しています。 - 水位をこまめに確認する
▶︎通常より水の減りが早くなるため、必要に応じて補充しましょう。 - 水漏れやコードの損傷に注意する
▶︎ウォーマーの上に水がこぼれた場合は、すぐに拭き取ってください。 - 必ず対応機種と組み合わせる
▶︎取扱説明書に従い、平らで安定した場所に設置しましょう。
また、水槽用のパネルヒーターなどを猫の飲み水の保温に使っている例もありますが、メーカーが想定していない用途での使用は避けましょう。
まずは普通のぬるま湯で愛猫の好みを確かめてから、必要に応じて専用グッズを検討するのがおすすめです。
ぬるま湯は冬以外でも与えていい?

ぬるま湯は冬に限らず、季節を問わず与えても基本的に問題ありません。
例えば、暖かい季節でもぬるま湯を好む猫なら、適切な温度に調整して用意するのもよいでしょう。
ただし、気温が高い時期に無理に保温する必要はありません。
特に夏場は水が傷みやすいため、清潔な飲み水をいつでも飲めるようにしておくことが大切です。
季節だけで判断せず、愛猫の好みや室温に合わせて調整してあげましょう。
ぬるま湯以外にも!冬の水分補給を増やす3つの工夫

① 水飲み場を増やす
特に寒い季節は、暖かい場所から動きたがらない猫もいます。
リビングやお気に入りの寝床の近くなど、普段過ごしている場所に水飲み場を増やしてみましょう。
ただし、トイレのすぐ横や冷気が入り込む窓際などは避けたいところです。
② ウェットフードを取り入れる
水をあまり飲まない猫には、食事から水分を補う方法もあります。
一般的に、ドライフードの水分量は約10%、ウェットフードは約75〜80%。
食事の一部にウェットフードを取り入れることで、水分摂取量を増やせます。
ただし、食事を変更する際はカロリーや栄養バランスにも注意してください。
③ 水の器を変えてみる
猫によっては、器の素材や形状にこだわりがあることも。
陶器やガラス製の器、ヒゲが縁に当たりにくい広めの器などを試してみましょう。
温度だけでなく、飲みやすい器や置き場所を見つけることも大切です。
水を飲まない猫、こんな症状は動物病院へ

冬は水分不足だけでなく、おしっこの様子にも注意が必要です。
特に、次のような変化があれば早めに動物病院へ相談しましょう。
- 水をほとんど飲まなくなった
- 元気や食欲が落ちている
- おしっこの回数や量が普段と違う
- 血尿が出ている
- 何度もトイレに行くのに尿が出ない
特に、尿が出ない・ほとんど出ない場合は尿道閉塞などの緊急疾患の可能性があるため、すぐに受診が必要です。
愛猫が好む水の温度を見つけよう

猫によっては、いつもの水を少し温めるだけで、飲みやすく感じることがあります。
まずは30〜35℃程で試し、愛猫の反応を観察してみましょう。
特に寒い季節は、対応する給水器と専用ウォーマーを使って水温の低下を抑える方法もあります。
もちろん、無理に切り替える必要はありません。
大切なのは、愛猫が自分から水を飲みたくなる環境を整えること。
季節を問わず、その子に合った水分補給の方法を見つけてあげてくださいね。
📢もふもふ新聞よりお知らせ
\あなたの愛犬・愛猫がWEB記事に!/
あなたの愛犬・愛猫を、WEB記事で紹介してみませんか?
「もふもふ新聞」では、かわいいお写真やエピソードを募集中です^^
✔︎ 飼い主さん顔出しナシ
✔︎ 簡単なアンケートに答えるだけ
✔︎ 熊本県以外の飼い主さんでも◎
✔︎ 短文でもOK!
※投稿フォームはこちら
【人気記事】
