自分がくしゃみをしながら、ふと愛犬を見る。
なんか最近よく体を掻いてるな……
もしかしたら、それ花粉症かもしれません。
熊本は九州の中でも花粉の飛散量が多いエリアです。
さらに春は中国大陸由来のPM2.5が飛来しやすく、人間だけでなく犬や猫にとってもつらい季節。この記事で、愛する家族を守る方法を一緒に確認しましょう。
※花粉飛散情報はtenki.jp・日本気象協会(2026年2月発表)を参照。
PM2.5の環境基準は環境省の情報に基づきます。
愛犬・愛猫の症状が気になる場合は、かかりつけの獣医師にご相談ください。
熊本の春は花粉とPM2.5が重なる期間

2026年春の九州地方の花粉飛散量は、前シーズンより少なめと予測されています。それでも、スギ花粉のピークは3月上旬〜下旬、ヒノキ花粉は3月下旬〜4月上旬にかけて続く見込みとなっています。
加えて、熊本を含む九州は偏西風の影響を受けやすく、中国大陸からのPM2.5や黄砂が飛来しやすい地域でもあります。
花粉・黄砂・PM2.5が同時に飛ぶ春先は、アレルギー体質の犬や猫にとって注意が必要な時期といえるでしょう。
犬・猫の花粉症は人間と症状が違う

犬の花粉症は、くしゃみや鼻水よりも皮膚炎や外耳炎の症状が多く出ます。
一方、猫は人に近い呼吸器症状(くしゃみ・鼻水)に加え、皮膚症状も見られます。
「体を掻いているのはただのクセ」と見過ごしてしまいがちですが、これが花粉症の最大のサインかもしれません。
✔︎ こんな症状が出たら要チェック
犬の場合は、顔・耳・足先・お腹などを繰り返し掻く・舐める・床にこすりつける、耳が赤くなるなどが典型的なサインです。
猫は、しきりにくしゃみをする、目ヤニや鼻水が続く、体を過剰にグルーミングするといった様子が見られます。
毎年同じ時期に症状が悪化するなら、花粉との関連を疑ってみましょう。
PM2.5はペットにも影響する

PM2.5は髪の毛の約30分の1という極めて小さな粒子で、肺の奥深くまで侵入しやすく、喘息・気管支炎などの呼吸器疾患や、循環器系への影響が懸念されています。これは犬や猫も同様です。
散歩後に涙・くしゃみ・鼻水・咳・まぶたの腫れなどが見られた場合は、動物病院への受診を検討してください。
特に短頭種(フレンチブルドッグ、スコティッシュフォールドなど)は呼吸器が弱く、影響を受けやすい傾向があります。
今日からできる、5つの対策

① 散歩の時間を見直す
花粉は昼前後と18時前後に飛散量が多くなります。この時間帯を避けて早朝や夜間に散歩するだけで、花粉の吸入量を減らせます。 PM2.5の情報は環境省の「そらまめ君」などでリアルタイムに確認できます。
② 帰宅後はすぐ洋服を脱がせる
散歩時に洋服を着せると花粉の付着を減らせます。また、帰宅後はすぐ脱がせて洗濯し、ブラッシングや濡れタオルで体を拭いてあげましょう。
③ 空気を整える&室内干し
PM2.5対応の空気清浄機を活用し、換気は花粉・PM2.5の少ない早朝や深夜に行いましょう。洗濯物の外干しも控えるのが無難。
④ こまめな掃除
外から持ち込まれた花粉を完全に防ぐのは難しいため、掃除機やモップがけで室内の花粉を定期的に除去することが大切です。
⑤ 皮膚のバリアを守る
皮膚が乾燥するとアレルゲンが侵入しやすくなります。保湿成分(セラミドやヒアルロン酸など)を含んだペット用保湿剤でのスキンケアも有効です。
動物病院でできること

近年は血液アレルギー検査も行えるようになり、どの花粉に反応しているかを特定できます。ただし精度は100%ではないため、あくまで補助的な検査として獣医師と相談しながら進めましょう。
治療としては、抗ヒスタミン剤やステロイドが用いられることがあります。症状が続く場合は「毎年この時期だけ体を掻く」という情報を添えて受診すると診断がスムーズです。
熊本の春を、元気に乗り越えるために

自分がマスクをつける季節。そのとき、愛犬・愛猫の様子も少しだけ気にかけてみてください。
このような小さな積み重ねが、大切な家族の快適な春につながります。
しっかりと対策をし、熊本の春を、人間もペットも健やかに過ごしていきましょう。
もふもふ新聞より

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