~猫が喜ぶ手つき・嫌がる手つき~
編集長のニャロウである。
吾輩は普段、原稿を書く合間に、飼い主から撫でられることがある。
その時間は嫌いではない。
…….いや正確に言えば、
「正しい撫で方なら」喜ばしいのである。
問題は、人間が時折おこなう
“雑な撫で方””熱意だけの撫で方”””撫ですぎ撫で方”である。
今回はその是非を論じよう。
その1:猫が一番好きなのは”静かな撫で方”
猫がもっとも喜ぶ場所、それはーー
頭のてっぺん・あご下・耳のうしろ。
なぜか?
そこは猫同士が「親しみ」を示すときに触れ合うポイントだからだ。
ゆっくりと、一定のリズムで、優しく。
人間のゴッドハンドを猫が求めているわけではない。
大切なのは、
“ふれる”ではなく”そっと寄り添う”という姿勢
なのである。
その2:嫌がる撫で方は、だいたい”強すぎる”
良かれと思って力を入れる人間がいるが、
猫からすればあれはほぼマッサージではなく”拷問”である。
特に苦手なのはーー
・逆なで
・背中をバーッと強くこする
・尾っぽの付け根を高速で叩く
・手のひら全体でワシャワシャやる
以上である。
猫の国の法律では、
「ワシャワシャ撫で」は外交上の無礼行為とされている。
その3:猫の機嫌は”天気”のように変わる
そして忘れてはならないのは、
猫は生き物であり、気分で撫でられたい場所が変わるということだ。
昨日は好きだったのに、今日は嫌。
今はいいけど、30秒後にはもういい。
ーー猫あるあるである。
この微妙な心の動きを読み取るには、
しっぽの動き、耳の角度、瞬きの速度などを総合判断すべし。
猫を理解するとは、
“沈黙のコミュニケーション“を読み取ることなのだ。
編集長のまとめ
「撫でるとは、尊重である。」
猫にとって撫でられることは、
“相手を信じて身体をゆだねる”という高等外交である。
だからこそ、
その手つきには丁寧さが求められる。
今日、あなたが猫に触れるとき、
静かに一度、深呼吸をしてみてほしい。
そのやさしさが、猫にはしっかり伝わるのだ。
次回予告
「冬の毛布外交」
~猫が布団に入るかどうかは、信頼のバロメーター~

