突然の別れは、どんなに覚悟していても胸に刺さります。
まずは、大切な子のそばで深呼吸してください。
そのうえで「今日やること」「数日以内にやること」「後からでいいこと」を一つずつ確認していきましょう。
この記事では安置・火葬・届け出まで落ち着いて進める手順をまとめました。
大切な家族を穏やかに見送るためのお守りのような記事になれれば幸いです。
STEP 1|まず死亡を確認する

犬・猫共通
動かなくなっているのを発見しても、すぐに「亡くなった」と判断するのは難しい場合があります。
失神や仮死状態のこともあるため、まず3つのポイントで確認しましょう。
<注意> 迷ったら動物病院へ
明らかに冷たくなっていても、念のため動物病院に連絡するのがおすすめです。
死亡を確認してもらえるだけでなく、エンゼルケアのアドバイスや今後の相談にも乗ってもらえます。
STEP 2|エンゼルケアをする

犬・猫共通
亡くなってから2〜3時間で死後硬直が始まります。硬直前に体勢を整えてあげることが、きれいな姿でお見送りするための大切な作業です。
STEP 3|遺体を安置する

犬・猫共通
清めた後は、腐敗を防ぐため冷却しながら安置します。
夏場は1〜2日、冬場は2〜3日が安置の目安とされています。(早めの火葬が理想)
好物のおやつ・お花・おもちゃを一緒に飾ってあげると、最後のそばにいる時間がより温かいものになります。
STEP 4|火葬・葬儀を手配する

犬・猫共通
葬儀の方法は大きく分けて3つです。
家族で話し合い、納得できる形を選びましょう。
| 方法 | 特徴 | 返骨 | 費用感 |
|---|---|---|---|
| 民間ペット火葬業者 | 個別・合同を選べる。訪問火葬も可能で立ち会えるプランが充実。 | 個別なら◎ | 〜数万円〜 |
| ペット霊園 | 火葬から納骨・供養まで一貫して対応。施設でのセレモニーも可能。 | ◎ | 〜数万〜十数万円 |
| 自治体(市区町村) | 費用は安い。ただし多くは一般廃棄物扱いの合同火葬で、返骨・立会不可の場合が多い。 | △〜× | 数百円〜数千円 |
| 自宅の庭に土葬 | 私有地であれば法律上は可能。ただし深さ1m以上が目安。大型犬には現実的に難しい。 | — | ほぼ無料 |
◼️ ポイント
業者を選ぶ際は、24時間対応かどうか・個別火葬か合同火葬か・立会や返骨の可否を事前に確認しましょう。悲しみの中で焦って決めると後悔につながることも。できれば生前に探しておくのが理想です。
STEP 5|死後の届け出・手続きをする

犬の死亡届(狂犬病予防法)
犬のみ
犬を飼う際は自治体への登録が義務付けられているため、亡くなった場合は死亡後30日以内に市区町村の窓口(保健所・役所・環境衛生課など)へ死亡届を提出する必要があります。
これを怠ると狂犬病予防法違反となり、20万円以下の罰金が科せられる可能性があります。
窓口・郵送・オンラインに対応している自治体もあります。お住まいの自治体に確認してみてください。
マイクロチップ登録の抹消(犬・猫共通)
犬・猫共通
マイクロチップを装着していた場合、死亡後30日以内に環境省指定の「犬と猫のマイクロチップ情報登録」サイトから抹消手続きを行います。
猫の届け出
猫のみ
猫には狂犬病予防法のような行政への死亡届義務はありません。ただし、マイクロチップを装着していた場合は前述の抹消手続きが必要です。また自治体によっては猫の死亡届を任意で受け付けているケースもあります。
その他の手続き
火葬後の供養と遺骨の扱い

出典:メモリアル工房HIBIKI
火葬が終わったら、遺骨の供養方法を決めます。急いで決める必要はありませんが、以下の選択肢があります。
- ペット霊園に納骨
専用のお墓にお参りできる。年間管理費がかかる場合も。 - 自宅での手元供養
骨壷を仏壇や専用祭壇に飾る。
いつでそばにいられる安心感がある。 - 遺骨アクセサリー・メモリアルグッズ
遺骨の一部をペンダントやオブジェにして身に着ける。 - 自宅の庭への埋葬(火葬後)
火葬後の遺骨であれば私有地への埋葬が可能。
一般的に、火葬後49日間は自宅に祭壇を飾り、生前愛用していた食器に好物やお水をお供えする方も多いようです。
お線香やろうそく(ペット用もあります)を灯すのもよいでしょう。
ペットロスについて

大切な家族を失った悲しみは、深くて当然です。食欲がなくなる、眠れない、何もやる気が起きない…そんな状態になることは珍しくありません。ペットロスは、それだけ真剣に愛した証です。
悲しみを無理に閉じ込めず、信頼できる人に打ち明けることが心の回復に繋がります。ペットロスに詳しいカウンセラーや、同じ経験をした仲間が集まるコミュニティに頼るのも一つの選択肢です。
用品の片付けも、急ぐ必要はありません。自分のペースで、一つずつ向き合っていきましょう。
今日からできる手順チェックリスト

大切な子と過ごした時間は、ずっとあなたの中に生きています。
最後に精一杯、愛情をもって送り出してあげてください。
✔︎ もふもふ新聞より

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